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【婚活×選挙】実は似てる?30代婚活男性向けパートナー選びで後悔しないための3つの視点

【婚活×選挙】実は似てる?30代婚活男性向けパートナー選びで後悔しないための3つの視点

今年も参議院選挙の時期が近づいてきました。
政策や候補者の情報がメディアにあふれる中で、
「いろんな情報はあるけど、結局どれもピンとこない」「自分一人が選んでも何も変わらないんじゃ…」「選び方が分からない…」――そんな感覚に心当たりがある方もいるかもしれません。

       ※参考:👉 総務省|この記事は特定の政党や候補者を支持する内容ではありません

実は、その感覚は、恋活・婚活にも通じるものがあります。

恋人や結婚相手を選ぶときも、私たちは多くの情報や条件に向き合います。
見た目、立ち振る舞い、言葉遣い、収入、趣味、金銭感覚、価値観、家庭観…

こうした項目すべてが、理想通りに揃っている相手は現実には多くないのかもしれません。

選挙と婚活―――内容は異なるものの、
「これからの未来をどう選び取るか」という点では、どちらにも共通する側面が見えてきます。

どちらも、自分にとって何を大事にしたいのかを整理し、その優先順位に沿って判断していく視点が大切になってきます。

この記事では、婚活と選挙の“相違点”にも触れながら、
「恋人選びの軸」を見つめ直すきっかけとなる視点をご紹介します。

なんとなく迷いが続いていたり、婚活がうまく進んでいないと感じていたりする場合、
選び方そのものを見直すことで、見えてくるものがあるかもしれません。

読み進めていく中で、ご自身の中で大切にしている価値観や、これから描いていきたい人生の方向性に
少しずつ意識が向いていく――
そんな時間になれば幸いです。

共通点から見える、婚活と選挙の「選び方の本質」

共通点から見える、婚活と選挙の「選び方の本質」

婚活も選挙も、「完璧な選択肢がない中で、自分なりの選び方をどう見つけるか」が重要です。
まずは、両者に共通する3つの視点から、“後悔しない選び方”の本質に迫ってみましょう。

共通点①すべてが理想通りの相手(政党)はなかなか見つからない

婚活でも、選挙でも、
「すべてが自分の希望通り!」という相手や政党に出会える機会は、そう多くはない
かもしれません。

たとえば、マッチングアプリや結婚相談所で恋活・婚活をしている中で、

  • 自分の希望条件にすべて当てはまる人が見つからない
  • メッセージでは好印象だったのに、実際に会うとどこか引っかかる
  • 「いい人」ではあるけれど、どうしても決め手に欠ける

――そんな場面に直面し、ふと立ち止まってしまうことはないでしょうか。

たとえば、外見は好みでも価値観が合わない。
条件は申し分なくても、なぜか会話が続かない。
こうした違和感が重なることで、「理想の相手なんて本当にいるのだろうか」と、気持ちが沈む瞬間もあるかもしれません。

では、選挙の場合はどうでしょうか。

政党や候補者の公約や理念に目を通してみても――

  • 経済政策は共感できるけれど、外交方針には違和感がある
  • 若者向けの支援策は魅力的でも、財源や実行性が不安
  • 政策には納得できても、候補者本人の言動が引っかかる

このように、「すべてが満点」という選択肢には、なかなか出会えないという感覚は共通しています。

こうした場面で大切になるのが、
「完璧な選択肢は存在しないかもしれない」という前提をもっておくことです。

共通点②「優先順位」の整理で選択の質が上がる

完璧な選択肢が見つかりにくいからこそ、
「自分にとって何を優先したいか」という基準や軸を持って選ぶ視点が重要になってきます。

婚活においても、選挙においても、
「これはゆずれない」「ここは歩み寄れるかもしれない」「努力で乗り越えられそう」――
そんなふうに、自分の中にある判断の軸や優先順位を整理しておくことは、迷いを減らすための有効なステップといえます。

たとえば、婚活の場面では、
これからの結婚生活において、何を大切にしたいか人それぞれの思いがあります。

  • 価値観が合うことが最優先なのか
  • 一緒にいて自然体でいられるかどうか
  • 将来の生活設計や家族観が近いかどうか
  • それとも、まずはフィーリングの相性を重視するのか

同じように、選挙では――

  • 経済政策を最も重視するのか
  • 社会保障や子育て支援への姿勢に注目しているのか
  • 候補者個人の姿勢や発言、信頼性に重きを置くのか

このように、選ぶ際の基準は人それぞれ異なります。

大切なのは、「自分にとって何が一番大事か」を自覚したうえで選択に向き合えること。
そうすることで、消去法ではなく、「すべては満たされないけれど、どこに期待を託すか」という視点を持って選ぶことができるようになります。

共通点③「思っていたのと違う」でも、そこで終わりではない

どんなに慎重に選んだとしても、
選んだ後に「思っていたのと違う」と感じることは、誰にでもどんな場面にでも起こりうることです。

選挙の場合、自分の投票した政党や候補者が当選したとしても、
実際の政策や対応を見て、「あれ、話が違うな」と失望感を抱くことがあるかもしれません。

  • 公約と実際の動きにギャップがあったり
  • 思いがけないスキャンダルや路線変更があったり

そんな時も、「もう政治なんて信じられない」「日本では暮らせない」と、すぐに全てを投げ出す人はあまりいません。

状況を受け入れながら、個々にできる範囲で暮らしを整えたり、不満に感じる点があっても、次の選択の中でよりよい未来を目指そうとする人がほとんどなのではないでしょうか。

婚活・結婚生活も、これと似たところがあります。

どんなに理想に近い相手と出会って結婚しても、生活を共にするなかで、思いがけない出来事に直面することは多々あります。

  • 思い描いた通りには家族計画が進まない
  • 親の介護問題や健康面の不調が起きる
  • 価値観の食い違いが日常生活に影響してくる
  • 環境の変化で当初の印象とは違う一面が見えてくる

こうした状況は、「こんなはずじゃなかった」「思ってたのと違う!」と感じるきっかけになるかもしれません。
でも、その都度「もう無理」と諦めて関係を終わらせる人ばかりではないはずです。

お互いに歩み寄ったり、時間をかけて理解し合ったりしながら、
現実の中で、どう前向きにやっていけるか”を模索していくことも、婚活や結婚生活の一部といえるのではないでしょうか。

婚活も選挙も、「選んだあと」が本当のスタートと言えそうです。
変化にどう向き合い、どう受け入れ、どう工夫していくかという姿勢が、結果的に“納得のいく人生”につながっていくのかもしれません。

婚活ならではの「選び方の難しさ」とは?選挙との決定的な違い

婚活ならではの「選び方の難しさ」とは?選挙との決定的な違い

ここまで見てきたように、婚活と選挙には、
「理想通りの選択肢は少ないこと」
「自分の価値観や優先順位が重要なこと」
「選んだ後も、関係や状況は変化していくこと」
など、いくつかの共通点があるようです。

一方で、婚活には婚活ならではの、選挙とは異なる側面も多くあります。

選挙は、あくまで“一方的な選択”であり、投票後に直接関わることはほとんどありません。
しかし婚活では、“関係性の中で育てていく”という視点が必要になります。

ここからは、婚活と選挙の「違い」に注目して、
相手との向き合い方や選び方における、大切な視点をさらに整理していきます。

違い①選挙は「一方的に選ぶ」行為、婚活は「お互いに選び合う」関係

選挙では、私たちは「投票」という手段を通じて、自分の意思を一方的に反映させることができます。
候補者が私たち個人を知っているかどうかに関わらず、投票は成立し、結果に反映されていきます。

しかし、婚活では事情が異なります。

相手に対して「この人がいいな」と感じたとしても、その気持ちだけで関係が成立するわけではありません。

むしろ、「自分が相手からどう見られているか」「自分は相手にとってどのような存在か」という視点が欠かせないのが、婚活の大きな特徴です。

恋愛や婚活は、一方通行では進みにくいものです。
「いいな」と思った相手に、同じように「いいな」と思ってもらえるためには、自分の魅力がどう伝わっているか、相手の目線で考えてみることも大切になってきます。

たとえば――

  • 第一印象や話し方が、どう受け止められているか
  • 自分の価値観や想いが、相手にうまく伝わっているか
  • タイミングや距離感が、関係の進展にどんな影響を与えているか

こうした「伝え方」や「関わり方」の工夫によって、“選ぶ”だけでなく“選ばれる”というもう一つの側面が少しずつ整っていくのかもしれません。

婚活では、ただ待つだけではなく、
自分の魅力を伝えることも、関係を育てる大切なステップといえるでしょう。

違い②婚活では「自分の軸」だけでなく、「相手の価値観」が選択に影響する

選挙では、候補者や政党の主張は事前に広く公開されており、有権者である私たちは、それらの情報をもとに「自分の価値観で評価する」ことができます。
どの政策に納得できるか、どの立場が自分の考えに近いか――主語はあくまで“自分”であり、選択の基準は自分の中にあります。

一方で婚活では、「自分はこう思う」だけでは決まらない場面が多くあります。
なぜなら、相手もまた“選ぶ立場”であり、パートナー選びに対する独自の評価軸を持っているからです。

たとえば、こんなケースが挙げられます:

  • 自分は価値観の一致を重視していても、相手は家庭環境や年収を気にしている
  • こちらは好意をもって接していても、相手は「少しペースが合わないかも」と感じている
  • 第一印象で好感を持ってもらえたと思ったら、話し方や表情の癖が気になっていたと言われた

婚活は「自分の基準で選ぶ」だけでなく、「相手の基準の中で、自分がどう見られているか」という視点が、結果に大きく関わってきます。

この点が、【違い①】の「双方向で選び合う関係性」と似ているようで異なるところです。

違い1では、主に「一方通行では成立しない」という構造的な性質に触れましたが、ここではさらに一歩進んで、「自分の選択が相手の価値観によって左右される」という関係の繊細さに注目しています。

つまり――
どれだけ自分が「この人がいい」と感じていても、相手がどのような価値観や選び方をしているかによって、その思いが実るかどうかが変わってくるということです。

自分なりに長所をアピールしても、相手がそれを長所だと捉えるかどうかは、相手次第なのです。

だからこそ、婚活では「自分らしくいること」に加えて、
相手に伝わりやすい言葉選びや振る舞いの工夫、そして「この人はどんな軸で相手を見ているのか」に意識を向けることが、出会いの質に影響します。

選ばれることだけを意識する必要はありませんが、
”選びたい相手に、きちんと自分が届いているか”という感覚を持つことは、婚活を前に進めるうえで大切な視点かもしれません。

違い③選挙には「期限」があるが、婚活(結婚)は「継続していく関係」

選挙には、明確な「投票日」という締切があります。
その日が来れば、どんなに悩んでいても意思表示をするか、しないか、どこにこの一票を入れるか、判断を迫られます。
一度投票すれば、その後しばらくは結果を見守るしかなく、期待通りの結果が出なかった場合も、また新しい選択の機会が来ることがほぼ確約されています。

つまり選挙は、「その時点での最適解」を一度だけ選び、その後は距離を置いて経過を見るという、“完結型の選択”といえます。

一方で、婚活において「結婚」という節目は、「完結」ではなくこれからが「スタート」の選択です。

そして、結婚生活に「期限」はありません。
日々の暮らしの中で、互いの関係性を育て続けていくことが求められます。
その過程にこそ、結婚ならではの豊かさや深まり、幸福感が宿っていくものです。

たとえば、結婚後にこんな場面に直面することもあります。

  • 思い描いていた生活と現実が少し違っていた
  • 日常の中で、価値観の違いが見えてきた
  • 仕事や家族の状況、体調などに変化が生じた

こうした変化やズレに戸惑うことは、特別なことではありません。
それでも、多くの人が、
「どうすればうまくやっていけるか」
「どうすれば安心できる関係に育てていけるか」を模索しながら、
日々の関係を少しずつ積み重ねています。

選挙が「次の機会を待つことで切り替えられる」選択なのに対して、
結婚は、「変化を受け止めながら、ともに歩み続ける」選択だといえるかもしれません。

だからこそ、婚活においては――
今みえている表面的な条件や気持ちだけで判断するのではなく、
“目の前の相手と、どんなふうに未来を育てていけそうか”という視点を持つことがとても大切
になります。

一緒に過ごす時間の中で、
信頼や安心感が少しずつ育まれていくような関係を築けるかどうか。
予期せぬ出来事があったときも、力を合わせて進んでいける柔軟さがあるかどうか。

そうした未来志向の視点も、婚活の選択軸として見つめておけると、選ぶときの迷いや不安が、少し整理されてくるかもしれません。

婚活と選挙の相違点まとめ

ここまで、婚活と選挙の「共通点」と「違い」を整理してきました。
最後に、こうした整理をふまえて、あらためて
「では、どうやって“後悔しない選び方”ができるのか?」
という問いに立ち返ってみましょう。

自分にとっての「大事な軸」を見つけることから

自分にとっての「大事な軸」を見つけることから

婚活と選挙――一見するとまったく異なる行動のようでいて、
「完璧な選択肢はない中で、自分の価値観をもとに選び取る」
という点においては、どこか共通するところがあるようです。

ただ、婚活の大きな特徴は、“選ぶ”だけでなく“選ばれる”という双方向性があること、
そして“お互いを選びあった後”の関係が長く続いていくことにあります。

だからこそ、恋人やパートナー、結婚相手を探すうえでは、
「どんな人が理想か」だけでなく、
「自分は何を大切にしたいのか」「どんな関係を築いていきたいのか」「どんな人生を歩みたいか」
といった、自分にとって大事な軸をあらためて整理しておく
ことが、とても大切です。

しかし実際には、
「自分の軸?よくわからない・・・」「親が納得する相手、って他人軸なんだろうか」
「いろんな条件を並べているうちに、何が本当に大切かわからなくなってきた」
という声も少なくありません。

婚活に悩んでしまう背景には、
“選び方”そのものの迷いやモヤモヤがあるケースも多くあります。

「選び方」に向き合うことで、婚活はもっと進みやすくなる

恋活スクール【 adn her 】では、
見た目を整えたりプロフィールを添削するといった表面的なテクニックだけでなく、
自分自身の価値観や、人と関係を築く姿勢を丁寧に見つめ直すことを大切にしています。

たとえば――

  • これまでの恋愛で感じた違和感や不安を整理する
  • 理想や条件にとらわれすぎていないかを客観的に見直す
  • 長く続けられる関係性とはどのようなものかを一緒に考える
  • なぜ自分がそれを大事にしたいのか深堀する

などが挙げられます。

このように“自分と向き合う時間”があることで、
恋活・婚活に対する視野が少しずつ広がり、前に進む力になっていきます。

選挙では「次の機会」に向けて情報を集め直すように、婚活もまた、自分自身を見つめ直すプロセスの中にこそ、一歩前進のヒントが隠れているのです。

相手の情報集めではなく、”自分自身”をよく知る、ということがポイントです。

どんな相手と、どんなふうに関係を築いていきたいか――

数年後、数十年後の自分の隣に、どんなパートナーがいて

どんな表情で、どんな気持ちで、日々を過ごしていたいか――

いつか、どんな想いで命をとじていくことを望むか――――


まだぼんやりしていても構いません。

これまで「どう選べばいいかわからない」と感じていた方こそ、今回の視点が何かヒントになれば幸いです。

迷っても大丈夫!正解探しではなく、「自分なりの選び方」を一緒に見つけていきましょう。

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この記事の監修者

恋愛コンサルタント and people 代表

株式会社 and people 代表 田口 とも

【 and her 】代表講師
一般社団法人 日本ブライダルソムリエ 協会認定 LCIQ診断士/講師
臨床心理士・公認心理師 
「どうせ自分なんて恋愛も結婚もできない…」と自信をなくしている独身男性の背中をピシッとさせてポンッと押したい、
という想いから【 and her 】を運営。あなたを「また会いたい」そして「ずっと一緒にいたい!」と思われる人に育てます。