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独身男性は寿命が短いって本当?短命の理由と知っておきたい未婚男性の将来

独身男性は寿命が短いって本当?短命の理由と知っておきたい未婚男性の将来

医療技術の進歩や健康志向の高まりなどにより、日本は諸外国と比べても長寿の国だといわれています。

しかし「独身男性は、既婚男性よりも平均寿命が短い」という説があるのをご存知でしょうか。

今回は、独身男性の平均寿命や、既婚男性より短命になってしまいやすい理由について解説します。

「いつか結婚したいけど、婚活はまだいいかな…」と思っている男性に向けて、婚活を先延ばしにすると起きるちょっと気になる現実もお伝えします。

独身男性の平均寿命は短い

独身男性の平均寿命は短い

厚生労働省が発表した2020年の「簡易生命表」のデータによると、日本人の平均寿命は、女性が87.7歳で世界1位、男性が81.6歳で世界2位です。

世界の平均寿命72.6歳よりも10歳ほど高く、男女ともに過去最高を更新しています。

このように世界的に見ても長寿の日本人ですが、「既婚者・独身者」で分けてみるとどのような結果になるでしょうか。

厚生労働省による「人口動態調査」の「配偶者関係別」死亡数というデータを参照し、既婚・独身それぞれの死亡年齢中央値を算出したところ、下記の数値が得られました。

平均寿命死亡年齢
既婚 (中央値)
死亡年齢
独身 (中央値)
既婚と独身の
中央値の差
男性81.6歳81.6歳67.2歳14.4
女性87.7歳78.6歳81.6歳3.0
男女の差6.13.014.4 
寿命について

参考:令和2年簡易生命表の概況|厚生労働省

令和2年(2020)人口動態統計(確定数)の概況|厚生労働省

簡単に整理すると、

  • 独身男性は、既婚男性より14年早く亡くなっている
  • 独身女性は、既婚女性より3年長生きしている

といえます。

これをさらに大きな括りでみると、

  • 男性は配偶者がいる方が長生きできる
  • 女性は配偶者がいない方が少し長生きできる

(※「配偶者がいない」には、生涯独身のほかパートナーとの死別離別を経験した方も含みます)

ということもできます。

なお、中央値とは、データを小さい順に並べた際に真ん中に位置する値を指します。

一方、平均値は、極端な値が一人でも含まれると全体の正確性が損なわれる場合があります。

中央値はそのような極端なデータの影響を受けにくいため、実態をより反映していると考えると、独身男性の多くは70歳に到達する頃には亡くなっている、と言えそうです。

独身男性の平均寿命が短いのはなぜ?

上記のデータから、未婚男性の平均寿命が短い傾向があることがわかります。

しかし、ここで注意すべきは、「未婚=長生きできない」という単純な因果関係を断定するものではないということです。

寿命に影響を与える要因は、結婚そのものではなく、婚姻の有無によるライフスタイルやメンタルヘルスの違いであると考えられます。

例えば、結婚している人は社会的なサポートや規則的な生活習慣を持つことが多く、それが健康維持に寄与する可能性があります。

ここからは、婚姻の有無が平均寿命にどのように影響を与えるかについて、より詳しく解説していきます。

食生活が乱れやすい

食生活が乱れやすい

一人暮らしをしている独身男性は、食生活が乱れやすい傾向があります。

特に、仕事で疲れた後に自炊するのは億劫だと感じ外食の頻度が増えたり、料理すること自体に関心が薄いためコンビニ弁当やインスタント食品で手軽に済ませたりするケースが多いと考えられます。

もちろん、結婚していても時にはインスタントのものに頼ったり外食が続く時期があったりするでしょうが、

食生活の乱れを注意し合う身近な存在がいないと、自分の好みに任せた食生活を続けてしまいがちです。

これにより、栄養バランスが偏ることや、適切な量をコントロールできず食べ過ぎてしまうことも少なくありません。

不健康で不規則な食生活が長期間に渡って続くと、肥満や慢性的な体調不良のリスクが高まり、将来的には深刻な病気を招く可能性もあります。

結果として、独身男性の平均寿命が短くなる一因となり得るでしょう。

健康を軽視しがちになる

結婚していると、家族のために健康管理に積極的になったり、体調の変化に気づいた家族が病院への受診を勧めたりすることがあります。

しかし、独身でいると「これくらい大丈夫だろう」「忙しすぎて時間がない」といった理由で、健康管理を後回しにしてしまう傾向があります。

例えば、お酒の飲みすぎ、過密なスケジュールによる過労、体調不良を感じても病院に行かないなど、心当たりのある方も少なくないでしょう。

もちろん、すべての未婚男性が当てはまるわけではありませんが、傾向として独身期間が長くなるほど、健康管理の優先度が低いまま年齢を重ねることがよく見受けられます。

これも、未婚男性の平均寿命が短くなる要因の一つと考えられるでしょう。

孤独感によるメンタル不調が起きやすい

孤独感によるメンタル不調が起きやすい

普段は「独身貴族!」「自由で最高!」「一人はストレスフリー!」と一人の生活を謳歌している方も、ふとした瞬間や体調を崩して寝込んだ時、あるいは友人が次々と結婚していく時期など、突然孤独感を覚えることがあるかもしれません。

そして、この孤独感が、寿命に影響を与える可能性があると指摘されています。

アメリカのある研究によると、「孤独を感じている人は寿命が縮むリスクが約30%も高まる」という結果が報告されています。

孤独感は、非常に強いストレスを感じている状態とも言えます。

現代社会はストレスに満ちており、結婚の有無にかかわらず、完全にストレスを避けることは難しいでしょう。

しかし、『孤独』が引き起こすストレスの影響は見過ごせません。

ストレスを感じると、体内で『コルチゾール』というストレスホルモンが分泌され、これが免疫力を低下させ、さまざまな病気にかかりやすくなると言われています。

孤独によるストレスが健康に与える影響は、決して軽視できない問題なのです。

参考:「孤独」な人、寿命が縮むリスク30%増加 米調査 – CNN.co.jp

参考:コルチゾールとは

今こそ婚活スタートの時!

今こそ婚活スタートの時!

「長生きしたい」「孤独死したくない」というだけなら、必ずしも結婚だけが手段ではありません。

栄養バランスを考慮した食事が届くサービスや、希望した日時に安否確認のメッセージが来るサービス、手頃な費用で通えるジム、メンタルヘルスに特化した日記アプリなど、近年はさまざまなサービスを頼って心身の健康を維持向上をさせることができます。

でも、「幸福度を上げる」という点は、あらゆるサービスの利用だけでは叶わないかもしれません。

恋愛が成就し、婚活を成功させて、最愛のパートナーと歩んでいく人生は、きっと今よりもっと幸せで、一層豊かになり、結果的に、心身の健康そして長寿へとつながっていくのではないでしょうか。

ここからは、独身男性が今、婚活をスタートさせるとよい理由を紹介します。

安らぎ・安定・安心が得られるから

恋活・婚活をして結婚できれば 3つの『安』 が得られるでしょう。

3つの『安』(3安)とは、「安らぎ」「安定」「安心」の頭文字を取ったもので、婚活シーンでよく使われるキーワードです。

安らげる家庭、安定した暮らし、苦楽を共にする人がいるという安心感

が得られれば「今の生活を守りたい」という気持ちも芽生えやすく、今以上に心身を大切にできるでしょう。

また、安らぎ・安定・安心が身近にある暮らしは、ストレスとの付き合いも上手くなっていくと考えられます。

日々の生活で全てのストレスは避けることができませんが、そのストレスを早い段階で解消できたり、パートナーと分かち合うことでストレスを軽減できたりと、心身ともに健やかでいられる可能性が高まります。

あなたは、下記のような経験はありませんか?

「風邪をひいて一日寝込んだ時、自分に何かあっても誰にも助けてもらえない恐怖に震えた」

「冬に深夜まで仕事して、家に帰っても部屋は真っ暗で冷え切っていて、本当に切なくなった」

「満足な収入を得ているけれど、もう特に使う道もなく、何のために働いているのか分からなくなる」

「職場でデスクに家族写真を飾っている同僚がいて、ある日ふと目にして、心底羨ましくなった」

このように日常的にモヤモヤ感を抱えていたり、ふとした時に不安に駆られたりするという方は、今こそ、結婚に向けて婚活に取り組み始めてみるいい機会かもしれません。

結婚すると、あなたがこれまで抱いてきた感情や考えが、下記のように変化するかもしれません。

  • 体調不良の時は心配してくれる人がそばにいる安心感から、ゆっくり休める。
  • 冬に深夜まで仕事しても、家に帰れば暖かい部屋と温かいごはんが待っている。
  • 一生懸命働いて得たお金を、家族旅行や我が子の成長のために使えるという喜びを感じる。
  • 職場のデスクやスマホの壁紙で家族の笑顔を見て、頑張ろうと思いながら仕事する。
  • 家族を大事にする働き方をするうちに自分自身のことも大事にでき、心身ともに健康度が増す。

ぜひ、このような『3安』のある人生に向けて、一歩前進してみませんか?

自然な出会いが見つかりにくい時代だから

自然な出会いが見つかりにくい時代だから

かつてはお見合いや身近な人からのお相手紹介など、親戚や近所の人が縁談を持ち寄って世話を焼く文化が盛んでしたが、1965年頃を境に「自然な恋愛結婚」が従来の「見合い婚」を上回るようになりました。

お見合いによる結婚が主流だった時代と現代では、社会情勢も家族の在り方も大きく変化しており、安易に比較することはできません。

しかし、近年は自然な出会いが見つかりにくい時代とも言われています。

結婚しない価値観も社会に浸透したこと、人との直接的な関わりを持たず楽しめる娯楽が増えたこと、キャリア志向の高まりにより「生涯独身」を決めている女性も少なくないこと、「コスパ(費用対効果)・タイパ(時間対効果)」といった効率が重視される風潮など、

男女とも「結婚観」「人生観」にさまざまな変化が起きています。

また、同じ職場の異性に好意を抱いても、アプローチの仕方や相手の受け取り方によっては「セクハラ」「パワハラ」などハラスメントであるとみなされるリスクを懸念する方もいるかもしれません。

男女間のトラブルは、事実がどうであれ男性の方が不利な立場になる場合が多く、関わり方には細心の注意を払っているという声も聞かれます。

このような時代背景もあり、「結婚を前提に付き合える相手と出会いたい」と思っても、そのような異性に自然に出会い、交際、結婚へと進んでいくには、ハードルがより高くなっていると言えます。

だからこそ、男女とも「恋愛したい」「結婚したい」と共通の目的を持っていることが明らかな『婚活』という場を活用することをお勧めします。

孤独感は強まっていく可能性があるから

いま独身の男性の中には「一人でも充分満たされている」「パートナーがいないから寂しいでしょと決めつけられるのは心外だ」という方もいることでしょう。

しかし、今の「ひとりで満足」という状態が今後も継続するとは限りません。

今は親やきょうだい、友人がいるかもしれませんが、年齢を重ねるにつれて、少しずつ付き合い方が変化したり、この世を去っていく人も増えてしまったりするものです。

よほど積極的に人との交流や活動に参加し続けない限りは、周囲の人は今より減っていく可能性が高いのではないでしょうか。

時間の経過とともに身近な人が亡くなっていくのは既婚でも未婚でも同じですが、辛い時に側にいてくれる最愛のパートナーや大事な子どもがいれば、その寂しさを分かち合うことができます。

「寂しい、悲しい」と感じても、「たった一人ぼっちになってしまった」という胸が締め付けられるような孤独感とはまた違う、どこか穏やかな感情でいられるかもしれません。

「自分の孤独感や寂しさを埋め合わせるかのように結婚するなんて、相手に失礼だ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、その誠実さこそあなたの魅力ではないでしょうか。

交際や結婚の話を進める際、「寂しいから付き合ってください」と申し込む方は滅多にいません。

「あなたのことが好きだから、結婚してください」と伝え、その結果として孤独感が緩和されていくのではないでしょうか。

だから、まずは「寂しいから婚活を始める」「これから孤独にならないために結婚したい」という動機で全く問題ありません。

10年後、20年後、30年後・・・ともに歩むパートナーのいる人生を少しでも思い描くなら、婚活を始めてみませんか?

婚活を始めてみませんか

婚活を先延ばしにした独身男性が迎える現実とは?

「男は独身だと平均寿命が短いことは分かった。だからいつかは結婚したいけれど、婚活を始めるのはもう少し先でいいだろう。」

そう考えている独身男性もいるかもしれません。

しかし、婚活を先延ばしにすると、次のような現実があります。

  • 婚活の難易度がどんどん上がる
  • 年齢を重ねるごとに焦りが増す
  • ライフスタイルの変化を許容しづらくなる

年齢が上がるにつれて、婚活がスムーズに進まなくなるケースはよく見られます。

「実年齢より若く見られる」という方もいますが、年齢そのものを変えることはできません。

たとえば、39歳と41歳はわずか2歳の差ですが、「30代後半」と「40代前半」という表現では、相手に与える印象に違いがあります。

女性が「30代まで」を条件に相手探しをしている場合、あなたがどんなに素敵で若く見える男性でも、41歳だと出会えません。

年齢が上がるごとに、相手から求められる条件の数や厳しさも増す傾向があり、婚活の難易度が上がります。

たとえば年収について、20代の頃であれば300万円台でも問題ありませんが、40代になると600万円以上が当たり前であると捉えられがちです。

結婚相手として、より確かな将来を見据えた条件が重要視されるため、年収だけでなく、職業や住居、ライフスタイルまで細かくチェックされることもあります。

さらに、健康面や家族構成、子どもを持つかどうかなど、年齢による身体的・家庭的な要素も考慮されることが多くなり、選択肢が限られてくる場合があります。

これらの要因が重なり、年齢が上がるにつれて婚活の難易度が増すのは避けられない現実です。

また、婚活が長引けば長引くほど、焦りや自己否定の感情が生じ、心の負担が増す可能性もあります。

焦りながらの婚活は、新しい出会いを良いご縁に発展していけないという、負の連鎖を起こしかねません。

「頑張っているのにうまくいかない」という状態が続くのは、とても辛いものです。

そして、明るい未来をイメージしづらくなってくると、「他人と暮らしていくなんて無理だな」「この生活リズムや食生活にいちいち口を出されたら面倒だな」など結婚のネガティブな点にばかり注目するようになるかもしれません。

結婚することで起きる変化を許容できず、それでも同時に結婚したい気持ちを持ち続けているという葛藤を抱え、精神的に疲弊してしまいかねません。

少しでも結婚願望があり、恋活や婚活に関心があるなら、先延ばしにせず行動を起こすことをお勧めします。明るく楽しい、幸せいっぱいの未来のために、今がその一歩を踏み出す時です。

まとめ

まとめ

「結婚だけが幸せとは限らない」「長生きすることが幸せだとは言い切れない」という意見もあることでしょう。

たしかに、その通りです。さまざまな価値観があり、幸せのかたちは人それぞれです。

それでも、「恋愛」「結婚」「パートナー」「家族」がもたらす幸せの大きさは、計り知れないものがあります。

人とのつながりや、共に生きる相手がいることが、人生に豊かさや安心感をもたらすことは多くの人が実感しているでしょう。

もちろん、恋愛や結婚がすべての人にとって必要不可欠なものではありませんが、それでもパートナーや家族との関係が、人生における幸せや心の安定に大きく貢献していることは否定できません。

ただ長く生きることだけでなく、「今以上に人生を充実させたい」「いつまでも健康で笑顔でいたい」と、質の高い人生を送りたいと考えるなら、誰かと共に過ごす時間の価値を見直すことも大切です。

自分にとっての幸せがどんな形であれ、愛や人との結びつきは、人生において重要な役割を果たします。

私たち and her は、「ただモテればいい」「とりあえず結婚できればいい」とは考えていません。

結婚はゴールではなく、ふたりでより豊かな人生を歩んでいくスタートです。

『3安』が実現するような結婚生活を目指し、恋活・婚活の時から将来を見据え、パートナーとのより良い関係構築のための【恋愛教育】をさせていただきます

「孤独に死ぬのは嫌だ…」「もっともっと幸せになりたい!」

このような思いのある方は、ぜひご相談ください。

こんな時はand herへご相談を

この記事の監修者

恋愛コンサルタント and people 代表

株式会社 and people 代表 田口 とも

【 and her 】代表講師
一般社団法人 日本ブライダルソムリエ 協会認定 LCIQ診断士/講師
臨床心理士・公認心理師 
「どうせ自分なんて恋愛も結婚もできない…」と自信をなくしている独身男性の背中をピシッとさせてポンッと押したい、
という想いから【 and her 】を運営。あなたを「また会いたい」そして「ずっと一緒にいたい!」と思われる人に育てます。